ウェットフードはどんなごはん?特徴と与えるタイミングとは

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猫のごはんというとドライフード、いわゆるカリカリというイメージが大きいですよね。カリカリだけを与えているという飼い主さんも多いのではないでしょうか?
猫のごはんにはもうひとつ、ウェットフードと呼ばれるものがあります。ドライフードのようにカリカリしているものではなく、主にペースト状になっているものを指しますが、実はフードにはそれぞれ役割があることを知っているでしょうか?
愛猫の充実したごはんタイムのために、ウェットフードの特徴を理解して適正なタイミングで与えてあげるようにしましょう!

ウェットフードの特徴

ウェットフードには主に猫缶と呼ばれる缶詰と、密閉されたパウチの2種類があります。水分量が多いため食事をしながら水分補給ができるとともに、ドライタイプよりも高タンパクなものが多いのが特徴です。
メリット、デメリットには次のようなものがあります。

メリット

  • 高タンパクなため少量でもエネルギー補給が可能
  • 素材本来のにおいがあり猫の食いつきが良い
  • 老猫や子猫など歯の弱い猫でも食べやすい
  • いろいろな味があり愛猫の好みに合わせて選択が可能

デメリット

  • 開封後は傷みやすく長持ちしない
  • ドライフードに比べて価格が高い
  • 柔らかいため噛む力が弱くなる

ウェットフードにはメリットもたくさんありますが、その分保存できなかったり価格が高いといったデメリットも存在します。
また、ウェットフードだけでは完全な栄養補給ができないことから、基本的にはドライフードと一緒に与えることが多いです。

ウェットフードを与えるタイミング

ウェットフードは価格も高く、保存期間も短いことから通年で与えるとなると結構出費がかかってしまうことも。そのため、期間を限定してあげるという飼い主さんも多いようです。
ウェットフードを与えるタイミングとしては、夏などの水分が必要になる暑い時期などがベストです。猫はあまり水を飲みませんので、ウェットフードによって水分補給をさせてあげるのもひとつの方法でしょう。
また子猫や老猫など、ドライフードを食べられない猫にはウェットフードで栄養補給をさせてあげると良いですね。
ウェットフードの特徴を良く知っておき、必要な時に応じて愛猫に与えてあげるようにしましょう。