猫の主食ともいえるドライフードの特徴について
キャットフードにも種類がありますが、その中でも猫の主食ともいえるドライフード。その名の通り、乾燥しているキャットフードのことであり、飼い主の間では「カリカリ」と呼ばれることもあります。
猫がドライフードを食べる際の「カリカリッ」とした軽快な音が由来になっており、その音が聞こえてくると、愛猫がごはんタイムを楽しんでいるのをひしひしと感じることができます。
ごはんの時間になって何気なく与えているかもしれませんが、愛猫の健康を守ることやもっとおいしくごはんを食べてもらうには、ドライフードの特徴についてしっかりと飼い主さんが知っておく必要があります。
ドライフードを知ろう
ドライフードの特徴として一番にいえるのは、多くの種類のものが猫にとって主食として取り扱われているということです。総合栄養食であるものが多く、基本的にはドライフード単体でも、愛猫の栄養は十分に摂取することができます。
商品にもよりますが、ほとんどのものが大容量でパッケージされており、ウェットフードやおやつなどに比べても比較的安価なものが多いところは、飼い主さんにとっても嬉しいポイントでしょう。
また乾燥していることから長期保存に長けており、開封後も冷蔵保存など保存方法を工夫すれば長く使用することができるため、そういった点では非常に便利なフードです。
その一方でドライフードには水分がほとんど含まれていないといった特徴があります。そのため愛猫にドライフードばかりを与えていると、水分不足を起こしてしまうこともあり、その結果尿道結石や便秘を引き起こしてしまう結果になることも。
ドライフードは単体で長期間与えることができる便利なフードではありますが、愛猫の体調や状態によっては健康に害を及ぼしてしまうこともありますので、飼い主さんが調整してあげることでデメリットを防いであげることが大切といえるでしょう。