ウェットキャットフードの種類【副食 編】

ウェットフードの中でもあまり知られていない副食。総合栄養食や一般食とは何が違うの？と疑問に思う方も多いのではないでしょうか？
今回はウェットフードの副食についてご紹介していきます。

副食は一般食と同じ

キャットフードというのは大きく分けると「総合栄養食」と「一般食」の2つにわけられています。つまり副食はいわば一般食と同じ。一般食という言葉が馴染まないこともあり、人間と同じく主食に対して副食といった形で表現されるようになったのでしょう。
つまり副食は猫にとっておかずやおやつのようなものといえます。缶詰やパウチで販売されており、ツナのようなフレークやとろみのあるクリーム、水分の多いスープなどがあります。

副食をあげるタイミング

副食は一般食と同様にそれ単体では猫ちゃんの栄養を完全に補完してあげることができません。つまり、主食ともいえる総合栄養食と一緒に与えてあげる必要があります。
常に与えてあげる必要はありませんが、食欲がないなと感じるときや、ドライフードだけでは食べる量が足りないと感じたときに与えてあげると良いでしょう。

副食のあげすぎに注意

副食は猫の食欲を増進する効果があり、その分カロリーも高めに設定されているものが多いです。そのため規定量以上をあげすぎると肥満の原因となってしまうことも。
猫ちゃんの食べっぷりを見ているとどうしてもあげたくなってしまう気持ちはわかりますが、与えすぎには注意が必要です。

副食の意外な活用法

副食はごはんとしてだけでなく、猫のしつけにもよく使用されています。猫に対してご褒美という位置づけになれば、副食欲しさに猫ちゃんもいうことを聞いてくれるかもしれません。
またおやつのようなタイプの場合、猫とのコミュニケーションをとるのにも最適だといえます。

副食は栄養のバランスを考えて与えてあげれば、猫ちゃんにとってとても楽しい食事になります。ウェットフードの場合、一度開封すると新鮮さがなくなり中身が悪くなってしまうこともあるため、保存方法を工夫しながら与えてあげるとよいですね。