胃腸の弱い子用キャットフード

猫にも人間と同じようにそれぞれ特徴があります。生まれながらにして胃腸が弱い猫もいるため、そういった子というのはすぐにお腹を下してしまったり、便秘と下痢を繰り返してしまいます。
多くの猫は、下痢などを起こしたときに薬などで改善をするのですが、生まれつきの猫の場合はフードによって胃腸の調子を習慣づけしてあげることが大切です。
胃腸に良いキャットフードというのはどういったものなのでしょうか？

胃腸に良いキャットフードの選び方
胃腸がもともと弱く、すぐに下痢や軟便を引き起こしてしまう猫には、吸収率が高くなっているフードを選んであげることが大切です。キャットフードの成分バランスというのは原材料によって決まってくるため、フードの内容によって体内への吸収率に差が出てきてしまうのです。

吸収率の良いフードには以下のようなものがあります。

穀物があまり含まれていないもの

とうもろこしや大豆といった穀物が多く含まれているフードは、成分が十分に吸収されず、お腹の調子が悪くなってしまうことがあります。

粗悪な原材料を含んでいないもの

キャットフードによっては悪質なお肉や原材料を扱っているものがあります。特にあまりにも激安なフードの場合は、そういった粗悪なフードが多いので注意しましょう。

高タンパクなもの

あまりにも低タンパクなものは、胃腸に必要な栄養分が届かず、慢性的な胃腸病を引き起こしてしまうことがあります。

胃腸が弱い猫への対処
胃腸の弱い猫は場合によっては軟便や下痢だけでなく、血便なども引き起こしてしまうことがあります。そういった症状が見られた場合はすぐに病院へ相談するようにしましょう。
下痢を頻繁に起こす猫は、脱水症状に陥りやすい状況にもなるため、水分は必ず補給できる環境を作っておく必要があります。
胃腸が弱いと思っていただけで、実はフードによって軟便や下痢を引き起こしてしまっていたというケースもありますので、心配な場合は病院の獣医さんへ相談してみると良いですね。