ウェットキャットフードの種類【栄養補完食 編】

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キャットフードには総合栄養食や一般食など、さまざまな種類があります。その中でも特別な役割を果たしているのが栄養補完食と呼ばれるもの。
総合栄養食や一般食との違いは何なのでしょうか?その実態に迫ります。

栄養補完食とは

ウェットフードの中でも目的をしっかりと定めて作られている栄養補完食。栄養補助職、カロリー補給食、動物用サプリメントなどと呼ばれることも多く、ある特定の栄養の補給やカロリー摂取を目的としたキャットフードのことを指します。種類が豊富なのが特徴で、愛猫の嗜好性によってフードを選べるほか、水分摂取量を高めることができるキャットフードです。一般食や副食と似ているものですが、栄養補完食にはその他にキャット用のサプリメントなども含まれています。

栄養補完食をあげるタイミング

栄養補完食はその名のとおり足りない栄養を補完することを目的としているため、あまり主食として用いることはありません。
一般食や副食のように、ドライフードと一緒に与えてあげたり、ふりかけのようにしてドライフードにトッピングしてあげるといった使用方法があります。
食欲を増進させる効果もあるため、愛猫の食欲がないときや体調不良が考えられるときに与えてあげるのも良いでしょう。
サプリメントの場合、必要以上に飲ませてしまうとカロリーの過剰摂取になってしまうことも。またのどに詰まらせてしまうといったような危険性もありますので、必要なとき以外は与えないほうが良いといえます。

価格が高いといったデメリットも

栄養補完食は総合栄養食などに比べても価格が高いといった特徴があげられます。常時与えてしまうととんでもない出費になってしまうことも。
本来猫の栄養はドライフードなどの総合栄養食で完結するといわれていますので、愛猫の状態や体調に合わせてうまく組み合わせてあげることが必要かもしれません。
愛猫の健康を維持するためにも、どんな味が好みなのかを事前に把握しておくことも重要ですね。