気まぐれな猫にウェットキャットフードの正しい与え方
猫は生活リズムを覚えやすい生き物ですので、一度覚えてしまえば基本的には規則正しくフードを食べてくれます。しかし、気まぐれなのも猫の特徴。
いきなり食べなくなったり、かと思えば急にごはんをほしがったりと、自由気ままに過ごしている猫ちゃんもいますよね。
そんな猫の気まぐれに合わせてフードをあげたいものですが、猫の健康のためにもそれはNG。今回はウェットフードの正しい与え方についてご紹介しましょう。
ウェットフードの適正量は?
ウェットフードの場合、適正量というのは猫の年齢や体重に応じて変化してくるものです。しかし基本的には、1日の目安として体重1kgあたり70~80kcalが目安とされています。
目安がわからないという場合であれば、パッケージを見てみると年齢と体重に合わせたおおよその量が記載されているため、それに合わせて与えてあげるようにしましょう。
ウェットフードは新鮮さが大切
ウェットフードのデメリットとして一度開封すると長持ちをしないというものがあります。そのため、一度あげたウェットフードをそのまま放置しておくのはやめるようにしましょう。
愛猫の安全のため、食べ残しがあっても、ある程度時間が経っているとわかれば放棄するようにしてください。
また子猫のうちは2~3回にわけて与えてあげることも多いですが、そういった場合も一度開封したものはしっかりと封をしてなるべく早く使い切るようにしましょう。
与えすぎに注意
ウェットフードはいわばおかずやおやつのようなもの。ものによってはカロリーも高く、与えすぎによって肥満や病気を招いてしまうこともあります。
愛猫の体調や状態を見ながら、飼い主さんがしっかり管理してあげるようにすると良いでしょう。
猫はウェットフードに対して食いつきが良いため、飼い主としてもどんどん与えたくなってしまうもの。しかし栄養バランスや身体の状態を考えて調整をしてあげないと、病気などのリスクもあります。
猫の健康はごはんから。ドライフードとウェットフードを上手に調節して与えてあげるようにしましょう。