パテタイプのキャットフードはどのタイミングで与えるべき?
キャットフードというとカリカリとしたドライフードのイメージがありますが、その中でも柔らかいテイストなのがパテタイプのものです。魚や肉をペースト状にしたもので、おやつのほか、おかずとして与えている飼い主さんも多いでしょう。
パテタイプのキャットフードは与えるタイミングによって愛猫の健康を促進したり、逆に阻害してしまうこともあります。
どのようなタイミングで与えるのがベストなのでしょうか?
パテタイプのキャットフードの特徴
パテタイプのキャットフードはスープ状のものよりも少しどろっとした形状なのが特徴です。間食や一般食のものが多いですが、中には総合栄養食として与えることができるものもあります。
ドライフードよりも水分量が多いため、愛猫の水分補給にも最適なフードといえるでしょう。
夏など水分が必要な季節に与えてあげると効率的です。
パテタイプはどのように与えるのがベスト?
成猫であれば、パテタイプのもの単体でなく、ドライフードと一緒に与えてあげるのが理想です。総合栄養食であればパテタイプのものだけでもカバーできるとはされていますが、特に成長期の猫には栄養分の多いドライフードを一緒に与えてあげるとベストでしょう。
またパテタイプは食感が柔らかいことが特徴です。そのため、まだ歯が完全に発達していない子猫や、アゴの力が衰えてしまった老猫に与えてあげると良いでしょう。
また消化器官などに病気がある猫にも、負担なく栄養を与えてあげることができるため効果的です。
しかし、健康状態の良い成猫にはパテタイプのものばかりを与えてしまうと噛む力が弱くなってしまうこともあるため注意が必要です。
歯にくっつきやすく口臭や虫歯の原因にもなってしまうので、こまめな歯磨きをしてあげるなど飼い主さんの入念なケアが必要となります。
また栄養価が高いことから、食べ過ぎると肥満になってしまうこともあります。1日に与える量を決めて、カロリーを過剰摂取してしまわないように気をつけましょう。