結石用キャットフード
特にオス猫に多い尿路結石。FUS、FLUTDとも呼ばれており、猫が必ずと言ってよい程かかってしまうとも言われている病気です。一度結石になってしまうと、再発してしまうリスクも高いのが特徴で強い痛みを伴うと言われています。
そんな辛い尿路結石はフードや水などで調整してあげることで予防、ケアしてあげる必要があります。
尿路結石が疑われる行動とは
猫は我慢強く、あまり症状を表に出しません。そのため、飼い主さんがいかに早く気がついてあげるかが大切です。
尿路結石が疑われる猫の行動を見てみましょう。
- いつもよりもトイレが長い
- トイレにいく回数が極端に多い
- トイレじゃない場所で尿をしてしまう
- トイレに行っても尿が出ていない
- お腹が膨らんでいる
- お腹を触ると嫌がる
- 尿に血が混じっている
上記のような症状が見られたら、一度動物病院で相談するべきです。病気が悪化する前に、診察を受けるようにしましょう。
結石の猫に与えたいキャットフードは?
尿路結石になってしてしまった場合は、療法食と呼ばれるフードに切り替えてあげなければなりません。結石の場合の療法食は、原因にもなるマグネシウムやリン、カルシウムの量が少なくなっています。
数多くあるキャットフードのブランドでも、結石になりにくくなるフードは多く販売されています。
水を飲まなくなったり、尿の回数が減ったりと、猫の調子に異変を感じたら、フードを切り替えてしっかりとケアしてあげることが大切です。
結石には積極的な水分摂取を
尿路結石で大切なことは、尿をどんどん出すことで濃度を薄めてあげることです。溜まった尿が結晶になりにくくなることから結石を防げるとされています。
一年を通しても、特に冬は運動量が減ってしまいます。その結果、猫は水を飲まなくなってしまい、尿路結石を引き起こしてしまうのです。
代謝しにくくなることから、体内で生成される水分量も自然と減ってしまいますので、飼い主さんの方から積極的にお水を飲ませてあげるようにしましょう。