子猫や老猫のために!ドライフードのふやかし方は?
ドライフードはカリカリとした食感が特徴で、猫の健康を維持するためにとても大切な総合栄養食です。
必要な栄養分を長期にわたって与えてあげられるよう、しっかりと乾燥した造りになっているため、猫にとっても少し堅く感じられるときがあります。
そのためまだ歯が完全に生えていない子猫や、あごの力が衰えてきた老猫など、愛猫の状態によってはドライフードを上手に食べられないことも。
そんなとき必要なのは、飼い主さんがドライフードをふやかして与えてあげることです。もしものときのため、ドライフードのふやかし方について知っておくと良いでしょう。
ドライフードのふやかし方
実際にふやかし方の手順をご紹介します。
①愛猫にあったドライフードを用意し、適正量を器に入れます。
②ドライフードが浸かる程度で、60℃くらいのぬるま湯を入れます。このとき、熱湯を入れて早くふやかしたくなりますが、熱によってフードのビタミンが破壊されてしまうことがあるため、ぬるま湯をかけてあげるのがベストといえます。③適度な硬さまでふやかしていきます。カリカリとした感覚がなくなる程度までしっかりとふやかしてあげると良いでしょう。
④やけどを防ぐため、熱を冷まして与えてあげます。
以上です。コツをつかめば簡単な手順ですので、覚えておくとよいでしょう。ふやかしたものを与えるときは、一度ふやかしたフードを放置しておくと水分により劣化が進んでしまうため、都度新しいフードをふやかしてあげるようにしましょう。
子猫の場合は、大体生後100日くらいまではふやかして与えてあげると良いでしょう。老猫の場合、ドライフードを食べる力が弱まっているのを感じたときや、食欲がなくなってきたときをめどに、ふやかしてあげると良いですね。
まれにドライフードが食べられないからと、ウェットフードのみに頼る人がいますが、ウェットフードだけでは猫に必要な栄養分が摂取できない可能性がありますので、こういった方法でドライフードもあたえてあげることが大切です。