妊娠・授乳期用キャットフード
避妊をしていないメス猫ですと、妊娠や授乳を経験することもあります。猫は一度に4〜5匹の子猫を産み、一気に授乳をさせるため、かなりの栄養が必要です。
子猫の成長を促進させる目的はもちろんのこと、自分にとっても体力を保たせるために栄養価の高いキャットフードを食べさせてあげることが重要なのです。
高い栄養価とともに、高タンパク質であること、さらには消化の良いフードを与えてあげるようにしましょう。
妊娠、授乳期にあたえてあげたいキャットフードについてご紹介します。
猫が妊娠中に必要なカロリーは通常時の1.5倍程度だといわれています。妊娠が終わり、子猫を生むと、次は授乳期。子猫の数にもよるとはいえ、2〜3倍のカロリーが必要だといわれています。
猫の栄養素はサプリメントなどからも吸収することはできるのですが、子猫への影響を考えるとキャットフードなど食事で摂取することが理想的ですね。
そのためには高栄養価に作られているキャットフードを与えてあげると良いでしょう。
妊娠・授乳用のキャットフードを選ぶ際には、メーカーで記載されている「妊娠・授乳用」の表示にしたがって購入すると間違いありません。
メーカーにもよりますが、多くの場合、子猫のキャットフードとしても併用できるようになっています。
キャットフードにおいては、子猫の成長に必要なカロリーが妊娠、授乳中に必要であるという考え方からそうなっていることが多いです。
妊娠が発覚してから、出産し、離乳までの約3ヶ月ほどの間は、こういった高カロリーの妊娠・授乳用のキャットフードを与えてあげるようにしてください。
また高カロリーなものと一緒に消化の良いものを与えてあげましょう。穀物フリーなど猫の身体にとって悪影響なものは避けるようにしてください。
妊娠・授乳時に使用したキャットフードは、母猫だけでなく離乳後の子猫にそのまま使用することもできるので便利ですね。
その際は賞味期限などに注意して使いまわしてあげるようにしましょう。