猫のごはんは一日何回?ドライフードの与え方
猫はフードの食べ方が体調にもかかわる繊細な動物です。愛猫の健康のためにも、フードは決められたペースで与えてあげるのがベスト。ではいったい猫のごはんはどういう風に与えてあげればよいのでしょうか?
ドライフードを与える回数
人間は一日三食が基本とされていますが、猫の食事は一日二回が基本といわれています。感覚としては、できれば12時間の間をおくようにすると良いでしょう。そのため、朝と夜の計二回ずつあげてあげるのがベストといえそうです。
猫としても規則に沿って食事をとるリズムが身体にしみついてきますので、ごはんがないからと言って過度に与えるのはやめておきましょう。太りすぎの原因になるほか、場合によっては病気を引き起こしてしまうこともありますので注意が必要です。
与えるときは適正量で
ドライフードは子猫のときから与えても良いフードです。しかし、猫の成長段階に合わせて必要な栄養分が異なるため、フードの量を調整してあげる必要があります。
猫にドライフードを与えるときの適正量は必要なカロリーをもとに軽量されます。
現在、成猫の1日に必要な総カロリー量は、体重(kg)×80(kcal)といわれています。
カロリーの量をもとに考えた際、実際に必要なキャットフードのおおよその必要な量は以下のとおりです。
例)100gあたり350kcalの成猫用ドライフード
3kgの猫:240kcal→70g
4kgの猫:320kcal→90g
5kgの猫:400kcal→110g
6kgの猫:480kcal→140g
上記はあくまでも一例で、その量はドライフードの種類によっても異なりますので、既定の量に合わせて与えてあげることを心がけましょう。
またそれぞれ猫によっても必要としている量やタイミングは異なってきますので、愛猫の様子を見ながら飼い主さんがくみ取ってあげられると良いですね。